山辺ロータリークラブ「新春寄席」のご報告

 新年あけましておめでとうございます。
 本年二つ目の「出前落語」は、山辺ロータリークラブ様からの「新春寄席」というご依頼で、楽笑亭明世さんと笑門亭福来助の二人で伺ってまいりました。ご依頼書によれば“卓話の講師”とのことでしたが、講師などとは無縁の二人がお邪魔して、例によって馬鹿々々しいお噺2席にお付き合いいただきました。噺をする前に美味しい昼食をいただいて、馬力の出たところで、20名ほどの皆さまに初笑いいただきましたよ。

【本日のプログラム】
〇 楽笑亭明世   「親の顔」
〇 笑門亭福来助  「道具屋」

 最初は、明世さんです。例によって艶っぽいブラックユーモアで会場を温めてから、本ネタ「親の顔」へ。学校のテストで“81個のミカンを3人で公平に分けると1人何個になるか”という問題に対し、素直に考えれば簡単な問題ですが、そこは落語ですね。“全部ミキサーにかけてジュースにして分けると公平”と答える生徒、金太くん。その理由は、ミカンは大小不揃いで、ジュースにして分けたほうが公平だとの答え。なるほど「言い得て妙」と感心させられるんですが、その親の答えはもっと面白い。だから、担任の先生は、「その親の親の顔」が見たいと言ったところでオチ。皆さん笑顔です。

 二番手は、私、福来助です。お馴染みの古典落語「道具屋」でのご機嫌伺いです。初詣のお賽銭「100円玉一つでいくつの願い事をしたか、一つの願い事はいくらになるのか」と言ったマクラを振って本ネタへ。こちらは、主人公与太郎とお客さんの馬鹿々々しいやり取りに笑っていただきました。

 今年で三年連続でのご依頼とのこと。来年途切れることがあったら我々の責任とばかり、「途切れる場合は、ぜひ再来年以降にしていただきたい(笑)」とお願いをして帰ってまいりました。
奥山会長さんはじめ会員の皆さま方、本日は拙いお噺におつきあいいだき、本当にありがとうございました。また、美味しいお昼ごはん、ご馳走さまでした。
【笑門亭福来助】

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