南沼原コミセン年忘れ落語会のご報告

本日は山形市の南沼原コミュニティーセンターにて、年忘れ落語会を約30名のお客様にお楽しみいただきました。今年もいろいろありましたが、悪いことは笑い飛ばして、来年は良いことを迎えられるようにたっぷりと笑っていただきましたよ!

【本日の噺家と演目】
○笑風亭 間助『つる』
○笑望亭 半生『置泥』
○楽笑亭 明世『おかめ団子』
  ~仲入り~
○錯乱坊 双極『堪忍袋』
○濃紺亭 らん朝『寄合酒』

開口一番はこちらの会場ではお馴染みの間助さんです。
残り少ない今年と、新たに来たる来年に向けて験担ぎとして、お目出度い鳥の噺『つる』でお付き合いいただきました。
まくらの小咄で会場から笑い声、とりわけ小学生のお子様は大きな声で笑ってもらいました!演目に入っても会場の皆さんの笑いが絶えない一席でもってお後と交代です。

続いては半生さんです。
半生さんもまくらで小咄を小気味良くポンポンと繰り出します。これでもかというボリュームたっぷりの小咄のそれら一つ一つに会場大ウケ!本日の演目『置泥』はお人好しの泥棒とちゃっかりしている貧乏大工の掛け合いが「なーんかこういうコンビっているよなぁ~」という、とっても楽しい一席でした。

仲トリは明世さんです。
地元の噺家登場ということで、高座に上がる際にはお客様からお声掛けまでありました!
たっぷり時間をいただいた本日は、しっとりとした人情噺にもお付き合いいただこうと始まりましたは『おかめ団子』。登場人物の優しさと心の機微に触れ、表の木枯らしよりも聴いた人の心に染み入る良い話でもってお仲入りです。

後半戦の一番手は双極さんです。
新型コロナのせいで、かれこれ一年以上高座に上がっていないということでしたが、久々のお客様の前で得意ネタの『堪忍袋』。パワフルでダイナミックなやり取りは全くブランクを感じさせません!お客様もつられて大笑いの一席でお後と交代です。

本日のトリはらん朝です。
前回、余所の出番ではオチの台詞をド忘れするという痛恨のミスをやらかしましたが、今回はそういうやらかしも無く要所要所でお客様に笑ってもらえました!持ちネタであるこの『寄合酒』に改めて自信を持つことができたのは、ひとえに本日のお客様の笑い声のおかげです。

お子様の笑い声に引っ張られるようにお客様やスタッフの皆さんにたくさん笑っていただき、噺家はお土産まで頂戴いたしました!
次回はよりパワーアップしてお伺いいたします!
本日はありがとうございました!

【濃紺亭 らん朝】

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