本日は、寒河江ロータリークラブ主催のライラ冒険塾に集まった、小学生５・６年生の皆さんとロータリークラブの皆さん、そして保護者の皆さん、総勢３０名ほどの中で落語を披露させていただきました。会場は七軒西小学校が廃校された施設をそのまま使った自然満載の「やまさーべ」という素晴らしい場所です。私の釣りの師匠である池田郁太郎さんが実行委員長をされているという関係でお招きいただきました。ライラ冒険塾というのは、国際感覚溢れた次世代のリーダーを育成しようという目的で行われているのだとか。また、参加するお子さんたちの参加費用等は全てロータリークラブの皆さんが出し合っているのだとか。今回の企画も９０万円を予算として組み込んでいると聞いてビックリしました。全く頭が下がるばかりです。
　国際感覚ということで片方がアメリカ出身、片方がトルコ出身というご夫婦も来られ、奥様を講師にしたトルコ料理のお料理会にも参加させていただきました。素敵な皆様たちとのよい出会いに感謝です。(*^_^*)では、落語会の報告です。(^^)
　
【今日の噺家と演目】
◯石席亭　註馬　　　「落語の所作の説明と小噺」
◯天空亭　魚々太郎　「目薬」
◯石席亭　註馬　　　「釜泥」

　開口一番は註馬さんの落語の所作あてクイズです。さすが註馬さん、一気に子ども達を落語の世界に引きずり込みます。今回は、手ぬぐいのことやら東京の寄席情報やら少々オタッキーな部分もありましたが、「落語って面白い」という雰囲気づくりはバッチリでした。桃太郎の小噺は後ろで聞いていた保護者の皆さんに大受けしていましたよ。(*^_^*)

　続いては私、魚々太郎の「目薬」です。ひさびさにかけたネタでしたが、子どもむけに少し言葉を加え、わかりやすく演じたのが功を奏したのでしょうか。皆さんに大いに笑っていただきました。師匠の池田郁太郎さんからは、
「コンちゃんは釣りの才能はないけど、落語はうまいねえ。噺に引き込まれた。」
と大変褒めていただきました？！(^^)

　トリは註馬さんの「釜泥」です。註馬さんの釜泥は、私にとって初めて聞くネタでしたが、登場人物のやりとりが可笑しい可笑しい。そのおかしさに子どもたちも終始笑顔で聞いておりました。(*^_^*)

　終わった後は、大勢の子どもたちから握手を求められ、気持ちよく高座を勤めることができました。

　落語の後は、トルコ料理の御相伴に預かり、充実したひとときを過ごさせていただきました。とっても美味しかったです。

また、帰る間際に師匠の池田郁太郎さん（この人はお茶屋さんを営み、裏千家のお茶のお師匠さんとしてのお名前もお持ちの方です。）から、茶道の作法も教わり、次元の違うおいしさの抹茶をご馳走になりながら、日本の伝統文化の事や、落語の所作でお茶を飲む時の手の位置などをレクチャーいただきました。いやー、勉強になりました。
　本当に充実した楽しい会にお招きいただき感謝申し上げます(*^_^*)ありがとうございました
　
【天空亭　魚々太郎】