曹洞宗山形第一宗務所 梅花流奉詠大会 のご報告

10月3日午後は、河北町のサハトべに花大ホールで開催された「曹洞宗山形第一宗務所 第53回 管内梅花流奉詠大会」の中で落語を披露させて頂きました。これは曹洞宗の御詠歌や和讃をお唱えする会で、ステージ中央には祭壇が設けられ、ご本尊の釈迦牟尼仏や、道元禅師・瑩山禅師が描かれた軸が掲げられていました。思い返すと、このステージには、あした順子・ひろし師匠や林家木久扇師匠などが立たれた場所です。この上なくおそれ多い場所での落語会となりました。
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【本日の根多帳】
○粗忽の釘 助さん家 格さん
○宗論 天空亭 魚々太郎
口演した場所はとにかくおそれ多い場でしたが、迎えて下さった皆様は気さくで素敵な方ばかりでした。今回の2席とも曹洞宗ではない宗教が大活躍ですが、口演を快諾して頂きました。高座自体は2人の噺家とも絶好調で、びっくりするほど笑って頂きました。250人ほどの客席は、奉詠された御姉様方が中心で、いい雰囲気の会場だったのも大きかったと思います。不安が付きまとう中で迎えた高座でしたが、全くの杞憂でした。
終演後、多くの皆様からお声掛け頂きました。以前お邪魔したお寺の方や、何年もお呼び頂いている町内会の役員の方もいらしており、人と人のつながりを実感したところです。このような口コミとリピーターの皆様のお陰で、山形落語愛好協会の活動が広がってきたのだと、改めて感じています。
【石々亭註馬】

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