落語ボランティア養成講座3日目のご報告

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 今日は、山形市社会福祉協議会ボランティアセンターの「落語ボランティア育成講座」の3日目です。
今回の課題は、大変大事な「演目選び」。課題演目の台本(7本)と、急きょ私の声で収録した「稽古用演目CD」も配布させていただきました(*^^)v
 さらに、課題となる6つの演目を当会の噺家が生でご披露! 受講生のみなさんに、覚えたい演目を決めていただきましたよ!!
 
 【今日の噺家と演目】
 〇笑風亭 間助    「つる」
 〇笑風亭 佐と吉   「味噌豆」
 〇天空亭 魚々太郎 「桃太郎」
 〇笑風亭 おすし   「たけのこ」
 〇石々亭 註馬    「平林(ひらばやし)」
 〇笑風亭 間助    「ぞろぞろ」
 
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 初めに、前回共同購入の希望を取った「高座扇」をみなさんにお渡ししました。京都から取り寄せた落語用の7尺5寸の白扇です。これって、いろいろ探しましたが、山形では売っていないのです(^_^;)
 新品の高座扇を手に取り、みなさん落語家気分になって、課題の演目を見てもらいましたよ(*^_^*)
 
 
わたくし間助の「つる」。短いながらも落語のエッセンスがぎっしり詰まった演目です。

副代表、佐と吉くんの「味噌豆」。子供たちにも大うけの演目です。

魚々太郎さんの「桃太郎」。昔話をもとにした、子供からお年寄りまで誰でも楽しめる演目です。

主任噺家、おすしくんの「たけのこ」。武家屋敷の凛とした雰囲気から笑いを醸し出す、味わい深い演目です。

 
 
演目研究室長、註馬さんの「平林(ひらばやし)」。ノリの良さで、特に小学生以下に大うけの演目です。

 
 
わたくし間助の「ぞろぞろ」。小学4年の国語の教科書に載っていて、授業でも大活躍している演目です。

 
 
 以上、6本の演目を見ていただいた後は、稽古の方法についての座学です。 これは、噺家5名の経験も交えた実践的内容での講義になります。

 落語の稽古の基本は、なんと言っても「反復練習」。台本とCDを使った稽古方法や、簡単な所作(上下の割り付け)などを学んでいただきました。受講生のみなさんからは活発な質問が飛出し、こちらがびっくりするくらいに「やる気十分!」といった感じでございます(*^_^*)
 次回は、いよいよ本格的な稽古に入ります。みなさん、台本とCDで十分に予習をしたうえで参加していただけたらうれしいです(*^_^*)
 
 【笑風亭 間助】

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