「成六町内会介護予防教室笑い万歳!」のご報告


 雪を待ちわびていたスキー場にとっては待望の雪が降った1月22日、山形市成沢西の成六集会所で開かれた「成六町内会介護予防教室笑い万歳!」に、楽笑亭明世さん、笑門亭福来助さんと、私、山彦亭虎之輔の三人がお邪魔してきました。こちらでのいきいきサロン主催の落語会には、当協会の噺家を何度もおよびいただいています。誠にありがとうございます。本日も落語を聞きなれておられる約20名の皆様に、笑いと健康をお届けしてきましたよ(*´▽`*)

  【本日のプログラム】
〇「還付金詐欺落語~スーパーマン」    山彦亭虎之輔    
〇「真夜中の乗客」             楽笑亭明世   
〇「野ざらし」               笑門亭福来助

 開口一番は、虎之輔です。マクラの小噺でお客さんに「初詣でに行かれましたか」とか、「今年の正月映画に懐かしい四角い顔が帰ってきました」等と、お客さんに問いかけながら進めていったのですが、皆さんの反応が大変よく、リアクションを一つ一つ返してもらいました。おかげで、こちらも大変気持ちよく演じ切ることができたのです。本編の「還付金詐欺落語」でも、笑いどころを外さずに、しっかり笑ってもらいましたよ!(^^)!

 続いては、明世さんの登場です。実は落語会が始まる前に、主催者の方と挨拶した際「明世さんて女性だと思いました」と言われたのですが、その答えともいうべき名前の由来を高座で明かしてくれました。「明るく笑って、あの世に行く」とのことです。とぼけた味わいが持ち味の明世さんらしいですね。本編の恐怖のミステリーかと思いきや、最後に肩透かしをくらう「真夜中の乗客」でも、そのとぼけた味わいは遺憾なく発揮され、大いに笑ってもらいましたよ(^_-)-☆

 トリは、福来助さんの「野ざらし」です。福来助さんのこの演目は何度も聞いているのですが、聞くたびに新鮮で、幽霊のユウちゃんや骸骨のコツちゃんが目に浮かんで来るようです。そして、八五郎の歌う「サイサイ節」にも何とも言えない味わいが出てきましたね。お客さんも福来助さんの語りにしんみりしたり、八五郎が自分の鼻を吊り上げる様子に笑ったり。古典落語の世界にどっぷりと浸っていましたよ( ^^) _U~~

 終演後、皆さんは介護予防の体操に入りました。片づけをしている時、「おもしろかったですよ。いい声ですね」とか、「私は落語会の時には、必ず来ているのよ。これからも楽しみにしています」等、声をかけてもらい、有難い限りです。
 成六町内会の皆さん、本日はありがとうございました。またお目にかかれる機会を楽しみにして、精進したいと思います。
  【山彦亭虎之輔】
 

コメントは受け付けていません。