三遊亭小圓朝師匠を迎えての特別稽古


 今日は、当会初めてのプロの噺家を講師とした特別勉強会を開催しました。
お越しいただいたのはなんと、名跡、三遊亭小圓朝師匠です! 私たちが山形で落語を広める活動をしていることを知り、さらに小圓朝師匠の弟弟子さんで三遊亭きつつき師匠にもご参加いただき、稽古を付けてくれるとの申し出をいただいたのでした。
(wikipediaで名跡の例に上がっているほどの方です!!wikipedia 大きな名跡を継いだ例
このような大師匠に稽古を付けていただけるのは、本当に奇跡的なことでございまして、メンバー一同大興奮の稽古となりました\(◎o◎)/!
さらに、前日米沢市で行われた天狗寄席からの流れで、福島市の裁落亭とんぼさんも飛び入り参加しましたよ(^^)/

 【今日の演目と噺家】
 ○笑風亭 間助  「元犬」
 ○石々亭 註馬  「たけのこ」
 ○笑風亭 佐と吉 「転失気」


 
 当会の各噺家が通しで演じ、その後に師匠が解説と実演を交えてご指導いただきました。
 私の「元犬」は、稽古不足だったのもあり、所作での癖が目立ってしまいました。クセというのはなかなか治らないんですよねぇ・・・(^_^;) 「クセをなくすことが、伸びシロを増やすための第一歩」とのアドバイスをいただきました。当会は「ゆるやかな会(特に代表がゆる過ぎ(^_^;))」ですので、稽古の時にメンバー同士でクセを指摘し合うなんてことがほとんどありませんでした。これからはお互いに少しずつでもクセを減らしていく努力が必要だなぁと思いました。
 註馬さんの「たけのこ」は、短くて面白い噺、とのことで、内容については「いいと思います!」とのコメントをいただくことができました(*^^)v あとは所作の部分で上下(かみしも)の付け方についてのご指導をいただきました。会場の大きさによっても視線の持って行きかたは違うということで、視線の使い方、動かし方などについてのアドバイスをいただきました。
 最後は佐と吉くんの「転失気」。これは、佐と吉くんの十八番ということもあり、「ほとんど治すところが見当たらない」とのコメントをいただくことができました(*^^)v
 ここで、師匠自らが高座に座っていただき、転失気の演じ方を実演していただきました。私もたくさんの噺家さんを見てきたつもりですが、師匠の演技はハンパないっす!! 演目のなにげない一場面を切り取っただけなのに、演技力だけで大笑いしてしまいます。まじハンパないっす(>_<)
 このたびは、小圓朝師匠と山形後援会長さんのご厚意により、このようなすばらしい機会を得ることができ、 ここには書ききれないくらいのたくさんのすばらしいアドバイスをいただき、本当にありがとうございましたm(_ _)m
 今回の稽古を通して、「落語というのは本当に奥深いものだなぁ」とメンバー一同つくづく考え直しております。 これからも、師匠からいただいたアドバイスとすばらしい経験を生かして、さらなるレベルアップを目指し、がんばっていきたいと思います(*^^)v
※小圓朝師匠からの稽古については、11月22日の山形新聞でも紹介いただきました(*^_^*)
【笑風亭 間助】

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