第5地区第1区での落語会

気持ちのよい秋晴れの中、真言宗の古刹宝鐘寺の大書院に由来する山形市東原にある清風荘にお邪魔しました。東根市民である私は知らなかったの場所ですが、山形の町のど真ん中にこんなところがあるとはびっくりした次第です。もみじ公園の一角ににあるこの建物、11月になるととても綺麗な紅葉を見ることができるんだそうです。

今日は、如月家道楽さん、笑門亭福来助さん、そして私、錯乱坊双極の3人で落語をお届けいたしました。

【本日のプログラム】
〇如月家 道楽   「味噌豆」
〇錯乱坊 双極   「堪忍袋」
〇笑門亭 福来助  「野ざらし」

 

まずは道楽さんです。フサフサの髪にバンダナ姿。あれっ、どうしたんだろうと思っていると、パッとかつらを取って大爆笑。すっかりお客様の心を掴んでしまいました。「味噌豆」の本編でも旦那と定吉の様子がとても愉快で、しっかり笑いをとっておりましたヨ(^_^)v

 

続いては、私、双極です。差し歯が外れてしまったので、まくらで「これで私も噺家(歯なし家)になりました」と言ったら受けが良く、こちらも楽しくなりました。本編の「堪忍袋」でも夫婦喧嘩の場面から、堪忍袋をめぐる登場人物のやりとりで笑っていただき、トリの福来助さんにバトンタッチです。

そしてトリは、福来助さんの「野ざらし」です。所作の難しい噺ですが、しっかりと演じきりお客様にたっぷり楽しんでいただきました。後半の骨を釣ろうとする八五郎とそれを取り巻く人々の様子、そして自分の鼻を釣り上げるシーンでは大爆笑の渦。トリにふさわしい一席となりました。

落語の終了後には、みなさんとお話ししながら一緒にお弁当をいただきました。落語祭りに何回か来ていただいている方がいらっしゃって、「次回以降も楽しみにしているよ!」とありがたいお言葉をいただきました。ホーム感が漂う、大変良い雰囲気で落語をやらせていただき、噺家と観客が一体化した、とても素晴らしい落語会でした。とても楽しかったです。(*^^)v

【錯乱坊 双極】

コメントは受け付けていません。